グループ会社全体の経理・財務業務を統括。
給与計算や決算、税務対応に加え、KPI管理や予実管理など経営を支える業務。
業務効率化やDX推進、事業承継に伴う業務改善。
もともと、一つひとつの業務にコツコツと向き合うことが得意なタイプで、前面に立って人と接する仕事よりも、裏側から組織全体を支える役割に自分の強みを活かせると感じていました。必要なことを丁寧に積み重ね、組織が円滑に回る土台をつくっていく、そうした働き方にやりがいを感じ、自然とバックオフィスという道を選びました。
経理グループの管理者として、グループ全体のバックオフィス機能を統括しています。
経理領域では、各グループ会社の給与計算・支払業務・月次/年次決算・労務・税務対応など、組織運営の基盤となる管理業務を幅広く担当しています。財務面では、事業ごとのKPI管理・予実管理・資金繰りを通じて、経営判断を支える役割を担っています。
加えて、業務効率化やDX推進、事業承継に伴う業務引き継ぎなど、会社の成長フェーズに応じたプロジェクトにも携わっています。
日々の運用から中長期の仕組みづくりまで、「会社全体を支える管理部門」として幅広く関わるポジションです。
薬局事業では、定型化された業務を正確かつ確実に回すことが中心で、一件ずつ丁寧にやり切る積み重ねが、経理担当者としての確かな基礎になっています。
一方、介護・医療の事業では、サービスの種類によって収益構造や入金サイクルが大きく異なり、扱う会計・財務情報の幅が一気に広がりました。正確な処理に加えて、数字の背景を理解し、KPI管理や予実管理を通じて経営に活かす視点も求められるようになっています。
業務効率化というと新しいシステムの導入に目が向きがちですが、私は「既存の仕組みで何ができるか」を突き詰めることも大切にしています。資金繰り表や、事業に合わせてカスタマイズした概算売上の算出ツールなど、社内で使うテンプレートを作成してきました。また数字まわりだけでなく、入社・退社や産休・育休の方に向けた案内文書を整備するなど、問い合わせを減らしつつ、当事者にも安心して進めていただける仕組みづくりにも取り組んでいます。
新しくグループインする会社が増えると、より良い仕組みを吸収でき、さらに工夫の余地が広がります。こうした取り組みが部署を越えて日常的に使われている場面を見ると、自分の工夫が確かに役立っていることを実感します。最近は生成AIの活用推進にも取り組んでおり、私がつくった土台をメンバーがさらにブラッシュアップしてくれる——その広がりにやりがいを感じています。
当社は成長スピードが速く、求められる役割も刻一刻と変化していきます。未経験の領域や不得手と感じる業務もまだまだあるなかで、新しい業務と既存の業務の両方を抱え、一人ではさばききれないと感じた局面もありました。
その経験を通じて学んだのは、すべてを自分で完璧にこなそうとしないことの大切さです。一つひとつに優先順位をつけ、力をかけるべきところを見極め、覚悟をもって部下に業務を任せていく。最初は手放すことに不安もありましたが、任せることでメンバーが力をつけ、結果としてチーム全体で対応できる範囲が広がっていきました。今では、抱え込まずに託すことも管理者の重要な役割だと考えています。
年齢層は幅広く、未経験からスタートした方もいればベテランも在籍しており、バックグラウンドはさまざまです。共通しているのは、皆さん前向きで気さくでありながら、自分の業務には責任感をもって取り組んでいること。
普段は各自が集中して黙々と業務に向き合う時間も多いのですが、その一方で、お互いの抱える仕事や考え方を尊重し合う風土が根づいています。立場や経験の違いを越えてフラットに相談し合えるので、未経験の方でも安心して力を発揮できる環境だと思います。
近年は生成AIの活用が進み、事務作業の多くが自動化されつつあります。私自身その推進に取り組む一方で、効率化だけを追い求めるのではなく、一人ひとりが個性や強みを発揮しながら働ける環境をつくっていきたいと考えています。
そのうえで目指しているのは、会社の成長スピードにも揺らがない、しなやかで強い仕組みと体制づくりです。変化が速い環境でも安定して機能するバックオフィスを築いていくことが、これからの大きなテーマだと感じています。
個人としては、財務の知識をさらに深め、数字の面から経営をより力強く支えられる存在になっていきたいです。
バックオフィスは、決して目立つ仕事ではありません。けれど、一つひとつ丁寧に積み重ねた業務が、確かに会社全体を支えています。その手応えは、この仕事ならではのやりがいだと感じています。変化を楽しみながらコツコツと物事を積み重ねていきたい、そんな方とご一緒できれば嬉しいです。お会いできる日を楽しみにしています。