地域社会との共生 COMMUNITY ENGAGEMENT

「みんなで楽しくフレイル予防」をテーマに第10回「笑顔の広場」を開催し、約20名の皆さまにご参加いただきました。体操・健康講座・交流の3部構成で、会場は終始、笑顔と笑い声でいっぱいでした。

1.開催概要

日  時2026年10月22日(木)13:30~15:30
会  場江戸川区東葛西6-2-3 第三須三ビル1階
形  式オレンジカフェ(認知症カフェ)・参加無料
共同主催NPO法人IKAF・あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院
協  力「節々の痛みゼロを目指す日」普及協会・TEAMすまいる(ボランティア団体)
参加者数約20名

2.第1部 日常生活に役立つ 介護予防・健康体操

 講師:前田明子さん(健康体操 Ola Ola / 歌声広場 よりみち 代表)

最初のプログラムは、前田明子さんをお迎えしての「脳トレ体操」です。椅子に座ったままできる体操なので、足腰に不安のある方も安心してご参加いただけます。

頭で考えながら体を動かす脳トレ体操は、簡単そうに見えて、やってみると意外と難しいもの。思うように手が動かず、思わず「あれ?」と止まってしまう場面もしばしばです。それでも、できないことがかえって面白く、間違えるたびに会場のあちこちから笑い声が。

前田さんの明るいかけ声に引っ張られるように、皆さまの動きはだんだん大きく、表情もどんどん柔らかくなっていきます。上手にできることより、楽しみながら体を動かすことが何より大切です。

「難しいけど楽しい」「できないけど面白い」。そんな空気の中で、初めての方も自然と会場の雰囲気になじみ、和やかな幕開けとなりました。

3.第2部 知っていると役立つ健康情報

 講師:河北剛院長(あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院/NPO法人IKAF 理事長)

第2部は、河北院長による健康講座「サポーターの正しい選び方・使い方」。「固定・圧迫と保温、その違いをご存じですか?」という問いかけからのスタートです。

まず、「テレビのCMで良さそうだったから」「友達が使っていたから」と、目的をよく知らないまま使っている方が少なくないことをご紹介。週に1時間治療を受けても、残りの167時間は日常生活です。その間の負担をいかに減らすかが大切だとお伝えしました。

続いて、サポーターの2つの役割について解説。

 ・固定・圧迫タイプ:歩くときや立ち上がるときの痛み・不安定感を軽くする。

  締めすぎに注意し、寝るときは外す

 ・保温タイプ:冷えを防ぎ、温めて痛みを和らげる。

  強い腫れや熱感があるときは温めない

実物を使った体験やクイズも交えながら、サイズ選びや正しい着け方のポイントもお話ししています。最後は「何のために・いつ使うか・いつ外すか」を振り返り、治療以外の時間の過ごし方こそが大切、という言葉で締めくくりました。

4.第3部 回想・思い出トーク&交流タイム

今回のテーマは「もし、1億円当たったらどうする?」。椅子を大きな輪に並べ、スタッフがマイクを持って皆さまのお話を伺いました。

「旅行に行きたい」「家族に何かしてあげたい」など、一人ひとりの夢が次々に飛び出し、そのたびに会場は大きな笑い声に。初対面の方同士でも「それいいですね!」と自然に会話が広がっていく様子が印象的でした。

楽しそうに夢を語る皆さまの笑顔に、「何歳になっても夢を持ち続けることの大切さ」を改めて感じました。やりたいことがあること、それ自体が毎日の元気の源です!

5.まとめ

フレイル予防というと、運動や体のケアを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれど今回の「笑顔の広場」では、それだけではないことを、参加者の皆さまからあらためて教えていただきました。

体を動かして笑い合うこと。自分の体をいたわる知恵を持つこと。そして、「こんなことがしたい」と夢を語れること。1億円の使い道を話す皆さまは、本当に楽しそうでした。

健康でいたいのは、長く生きるためだけではなく、行きたい場所へ自分の足で歩いて行き、会いたい人に会い、叶えたい夢を叶えるためです。夢があるから体を大切にしたくなる。体が元気だから、また新しい夢を描ける。そう思えた時間でした。

この場所が、皆さまの夢と笑顔をこれからも応援し続ける広場でありたいと願っています。

以上

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